樂々    フォロー 31 フォロワー 15 投稿数 464

エロガッパです。短歌は楽しき玩具。 自宅住所https://jbbs.shitaraba.net/otaku/4180/

徘徊でまた保護された姑の引取りを拒否したい電話口 

お爺ちゃん無事に着いたら掛けてねと精霊舟に携帯乗せる 

ご先祖様来なくていいです僕がすぐそっちへ行きます熱中症で 

秋風に誘はれ出でて鳴く虫の声聞く夜はぞ野辺は寂しき 

秋とだに分かぬ常磐の山人もながめわぶらむ夕暮れの空 

「あの~」と呼びかけてくる精霊を迎える言葉は「盆ジュール」です 

楽しみは階段昇る目の上にミニスカートの裾があるとき 

楽しみは運動会でうちの子の前を駆けてる子がこけたとき 

通り魔の気持ちがわかるクソ暑さ押しこらえつつ人混みを行く 

組長にぶん殴られたそのわけは書き間違えの「所中御見舞」 

七夕の別れの涙落ち添ひて露置き増さる軒の梶の葉 

姑の目に付く場所に出しとくの読まれてもいいほうの日記は 

涼しさはまだおとづれぬ日ざかりにひとり秋なる荻の上風 

明け(開け)なくに吹き越ゆる初風に秋を知るらむ須磨の浦人 

さきつ世の契もかくや(浅)露を宿しも果てぬ夕顔の花 

ひさかたの天の川辺にを待つと出で立つ裾を波な濡らしそ 

袂にや秋は立つらむ夏衣(単衣)に涼し夜はの初風 

置き急ぐ露を尋ねて初秋の風は袖にぞ先づ吹きにける 

須磨の浦松風寂し関守のうちるひまに秋や越ゆらむ 

何となく袖ぞ露けき唐衣(裁つ)田の里の秋の初風 

ほんまやで大阪人はまだ言うてる「あのときに堀めなんだら」と 

変はりぬるいもをなぎの胸裂けて焦がるる身をばたれか知るらむ 

わが身よりあくがれ出づるたまならば夢路に通へ軒の蛍火 

えっ、どうして口に出してはいけないの?だってさ、これは暗唱番号 

鵜飼舟競ひゆくらし後の世の闇を照らさぬ篝火の数 

吉野川早瀬を下す筏師は夏をよそにや世を渡るらむ 

貴船川岩に砕くる白波の玉かと見えて飛ぶ蛍かな 

沢水の下に泣かるる夏草に思乱れて飛ぶ蛍かな 

なく鳴く・泣く蝉の涙の露に秋かけてまだき色づく森の下草 

出し抜けに逆さ幽霊見た人は上を下への大騒ぎなり