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すきなものきみのたくさん聴いておけばよかった時間を惜しむことなく 

おさえきれず追い風まかせに逢引を晴れのち相合傘は透明 

魂の衣を還すための火は羽衣のようにやさしく包む 

白夜が終わりぼくへ光をあてたのは月か太陽かそれともきみか 

とかされる残夢は窓際から 待ってくれない思い出せないままでも 

夕立の瞬く香りあのひとの思い出はまだ湿ったままで 

野辺にただ佇んでいれば訪れる風のぬくもりを人魂という 

この指輪は月の光で焼くように この世にひとり残らないように 

顔洗うついでに流れてしまえばいい互いに想いを持ち寄った日々よ 

深海で一緒になる日を待っています私の泡と貴方の灰と 

線香のたゆたう煙は遺書のようきみの筆跡にどこか似ていて 

いま誰かいたように揺れる花々の雫すきとおる紅の雨 

もういないあなたの海はマラカイトつめたい汀は笑顔の温度 

目をとじたままでも分かる眩しさの君は夜明けへ還っていった